「彼氏がちゃんとコンドームつけてるって言うけど本当に大丈夫か、避妊してるはずなのに妊娠のことが頭から離れない、、そんな不安を抱えたまま過ごすのはとてもつらいことです。
避妊の知識やパートナーとの信頼関係、性についてのオープンな話し合いが十分にできていないと、体だけでなく心にも大きなストレスを与えてしまいます。
この記事では、コンドームの正しい使い方、避妊効果を高めるポイント、不安への対処法や妊娠リスクなどについての正しい知識をできるだけわかりやすくお伝えしていきます。
「どうしたら安心できるのか」が見えてくる内容になっていますので、どうぞ最後まで読んでみてください。
コンドームの避妊効果
まず前提として、コンドームは「正しく使えば非常に高い避妊効果がある」方法です。
実際、正しい使い方をした場合の避妊成功率は約98%と言われています。
ただし、現実には装着ミスや破損・脱落などが原因で、一般的な使用では避妊成功率は約85%にまで下がるとも言われています。
つまり「正しく使うかどうか」で、かなり差が出るのです。
彼氏はちゃんと使えてる?よくある間違いと注意点
途中からつける
「射精直前だけつければいい」と誤解しているケースは少なくありません。
実は射精前でも精液に含まれる精子によって妊娠するリスクがあるため、性行為を始める前からコンドームを着用するのが基本です。
空気が入っている
コンドームの先端の空気を抜かずにつけると、射精時の圧で破裂するリスクが高まります。
装着時には、先端の精液だまり部分をつまんで空気を抜いてからつけるのが正しい方法です。
サイズが合っていない
きつすぎても緩すぎても途中で脱落したり破れたりする原因になります。
サイズの合ったものを選ぶのも大切なポイントです。
つけたあとに空気が入るような動き
激しい動きや中折れ後の再挿入などで、コンドームがズレたり脱落することもあります。
状況によっては一度抜いてから新しいものに替えることも必要です。
使用後の処理が甘い
射精後、陰茎が萎える前にコンドームを押さえて抜くのが基本です。
そのままにしておくと、精液が漏れる可能性があります。
彼氏に指摘していいの?伝え方のコツ
「ちゃんと避妊してる?」と聞きたいけど、彼のプライドを傷つけないか心配…そんな気持ち、よくわかります。
でも、避妊はふたりで責任をもつべきこと。
不安を感じたまま関係を続けるよりも、安心して向き合える関係を作ることのほうが大切です。
伝え方のヒントとしては、
- 責めるのではなく「私はこう感じてる」と伝える
- 正しい知識を一緒に確認する形にする
- 「私も心配性だから確認したくて」と柔らかく話す
など、ふたりで協力しようという姿勢を見せることで、彼も受け入れやすくなります。
妊娠のリスクが心配なときの行動リスト
もし「避妊はしたけど、妊娠していないか不安…」という気持ちが続く場合、次のステップを踏んでみましょう。
性行為から日数を確認する
妊娠検査薬が正確に反応するのは「生理予定日の1週間後以降」です。
それ以前に使うと正しい結果が出ない場合があります。
妊娠検査薬を使う
予定日から1週間以上経っても生理が来ない場合は、市販の検査薬を使って確認してみましょう。
婦人科で相談する
不安が大きい、検査薬が陰性でも症状があるなどの場合は、産婦人科を受診して相談することをおすすめします。
不安が消えない…心のケアも大切です
妊娠への不安は、頭で「大丈夫」とわかっていても、なかなか心から安心できないものです。
とくに真面目で責任感が強い女性ほど、「もし妊娠してたらどうしよう」と繰り返し考えてしまう傾向があります。
そんなときは、
- 信頼できる人に気持ちを話す
- 妊娠の知識を改めて学ぶ
- 睡眠や食事など基本的なケアを大切にする
など、小さなことから自分を落ち着かせていくことが大切です。
どうしてもつらいときは、カウンセリングや婦人科での相談も選択肢に入れてくださいね。
おわりに
彼氏との性行為において「コンドームを正しく使えているか不安」「妊娠の可能性が気になる」という悩みは、とても現実的で多くの女性が抱えているものです。
不安を感じるのは、あなたが自分の体と未来を大切に思っている証拠です。
避妊についての正しい知識を持ち、パートナーと率直に話し合うことで、より安心で信頼できる関係を築いていけます。
あなたが心から安心して過ごせるように、この記事が少しでもお役に立てたなら嬉しいです。